
【6/20(TUE)21:00-6/30(FRI)21:00】気候変動と難民問題の未来を描き換える NFT Charity Auction vol.1 with BuzzOne
RE:VISION NFT Charity Auction は、気候変動による難民問題の未来を描き換えるアートプロジェクト「RE:VISION ART PROJECT (最下部に詳細を掲載) 」が実施するチャリティオークション企画です。本プロジェクトのコンセプトである『描き換える、わたしたちの未来。』をテーマに、日本国内を代表する5名のNFTアーティストにご参加いただき、アート作品の出品のご協力いただきました。本オークションによる支援金は、必要経費を差し引いた金額が、特定非営利活動法人国連UNHCR協会を通じて、国連の難民支援活動に役立てられます。
Future is in our hands
この作品のテーマは「未来」です。手の中にあるものは人間一人一人がもっている未来を描く「可能性」を可視化したものであり、背景に広がっている景色やモチーフはその可能性によって変わりえる様々な未来の形を表現しています。よく見てみると華やかな未来もあれば、必ずしも華やかではない未来も描かれており、一人一人の持つ未来への影響を幅広く描きました。
LIFE
気候変動による難民問題というのは、日本で生活している私達にはあまり馴染みがないかもしれません。しかし現在、地球では今この瞬間も故郷を追われる人々がいます。人間も、動物も、植物も。少女の青い瞳は地球をイメージしています。地球は美しい星であり、沢山の生命力が溢れている事を忘れないでほしい。そんなメッセージをこの絵に込めました。
WA ART FUTURE
未来へ駆け抜ける
数々の問題から抜け出す
わたしたちの未来へ
光り輝く未来へ。
Wishes from KawaiiGirl
私は、アイコンにしたくなるような女の子をコンセプトにした KawaiiGirlNFT というNFTコレクションを作っています。今回は、世界地図の背景と淡いカラーリングを用いて、世界がより良い場所になるようにと願いを込めた KawaiiGirl を描きました!このイラストが何かが少しでも変わるきっかけになれば嬉しく思います。
reflection
きっと風神雷神も、この雨を止められない。そんなことを考えながら描きました。雨は降り続ける。風は強く吹き、大きな雷が木を撃ちます。雲は厚く、もはや誰の言うことも聞きません。彼女は思案を続けます。
※オークションの参加方法
オークションは OpenSea (NFTプラットフォーム) で行われ、オークションにご参加いただくにはウォレットに仮想通貨「イーサリアム」をご用意いただく必要があります。ETH (イーサリアム) を Wrapped ETH に変換して、OpenSea 上の、入札ボタンで入札にご参加ください。オークション終了タイミング (6月30日(金曜日)21:00) で、最も入札価格を高くオファーした方にNFTが落札されます。オークションの入札方法などでご不明な点があれば、こちら (info@seame-s.com) までお問い合わせください。
この写真は、パキスタン西部カイバル・パクトゥンクワ州の現在の様子です。6月から続くモンスーンの影響で記録的な激しい雨と鉄砲水により、95万棟以上の家屋が全壊または被害を受けました。そして、2022年9月時点で、1,300人以上の命が奪われ、80万人の難民を含む8,000万人以上が被災しています。この中には、少なくとも4,000人の子どもも含まれています。
このように、気候変動の影響により、自然災害の発生件数は年々増加しており、2001年から2020年までの年間平均は347件でしたが、2021年は1.25倍の432件まで増加し、それに伴い現在、2,390万人の方が故郷からの避難を強いられています。そして、オーストラリアの国際シンクタンク「経済平和研究所」によると、「2050年までに少なくとも12億人が居住地を追われる可能性がある」と指摘されています。それは、日本で暮らすわたしたちも、決して例外ではありません。これは、遠い空の下の出来事ではなく、他でもなく、今を生きる、わたしたちの問題なのです。
本オークションによる支援金は UNHCR の難民支援活動として大切に活用いたします。UNHCR は国連難民高等弁務官事務所 (The office of the United Nations High Commissioner for Refugees) の略称で、1950年に設立された国連の難民支援機関です。紛争や迫害により故郷を追われた難民・避難民を国際的に保護・支援し、難民問題解決に対して働きかけています。
何も持たない状態で避難をした難民・国内避難民の難民登録やテント・毛布・水・食料・医療・生活用品の支給を含む「緊急支援」や、安心して家族と暮らすために、長い避難生活の中でも、自立した生活が送れるよう、教育・職業訓練や心に傷を負った人へのカウンセリング等を行う「自立支援」など、人々の命と尊厳を守るための活動を行っています。
たぬきち / HONEYCON
世界中で起こる自然災害。日本では金融インフラも整い、こういった気候変動や難民問題に触れる機会も少ないと思います。Web3業界に入り、世界での問題や課題を知る機会が増えました。「NFT」を活用した支援という挑戦が、一人でも多くの方が「知る」「興味を持つ」「行動を起こす」きっかけになると嬉しいなと思います。
渡辺創太 / Astar Network
アートプロジェクト『RE:VISION 描き換える、わたしたちの未来。』を通して、Web3技術で社会貢献をブロックチェーン上で可視化する取り組みに関われることを嬉しく思います。今回は寄付を行った方々に譲渡不可能なNFTを配布するプロジェクトですが、そういったユースケースはまだ限定的であり、今回のような実験を通してweb3のマスアダプションと向き合っていきたいと考えてます。
株式会社SEAMES (企画・運営)
社会問題の解決に対する「意識が高い・難しい」「自己犠牲」というイメージを払拭し、面白く、楽しく、発見や感動に溢れた社会課題の解決に、アートやメディア、エンタメの力で挑む、クリエイティブ集団。アートやデザインの力を使った、直感に訴えるクリエイションや、若年層からの話題化を生む企画・運営を得意とする。NPO代表から大学研究者、デザイナー・クリエイター、学生まで多様なメンバーを揃える。BuzzOne web3 consulting (企画・協力)
web3業界に特化したコンサルティング会社。マーケティング、アドバイザリー、イベント運営などを行い、昨年主催したweb3カンファレンスHONEYCONには50社以上の有名プロジェクトが参加し話題に。web3girlsという団体を立ち上げ、この業界の女性達のエンパワーメント活動も行う。また、ブルーチップ系NFTコミュニティの運営やイベント主催も行っている。特定非営利活動法人国連UNHCR協会 (協力・寄付先)
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所) は1950年に設立された国連の難民支援機関です。紛争や迫害により故郷を追われた難民・避難民を国際的に保護・支援し、難民問題の解決に対して働きかけています。1954年と1981年にノーベル平和賞を受賞。スイス・ジュネーブに本部を置き、約135カ国で援助活動を行っています。この国連の難民支援活動を支えるため、広報・募金活動を行う公式支援窓口が、国連UNHCR協会です。
『RE:VISION ART PROJECT』は「気候変動と難民問題」に対する無関心を打破し、問題解決に向けた一歩と、その連帯をつくることで、気候変動と難民問題の未来を描き換えるためのアートプロジェクトです。「REVISION」には「改訂・修正」という意味があり、悲劇的な未来を「描き換える」こと、そして「新たな未来を描き直す」ことの決意を込めています。
ATCION①アート作品の制作
気候変動や難民問題に対する意識が強い若者世代と実施したワークショップの内容を踏まえ、気象予報士・太田絢子さん監修のもと、アーティスト・東京幻想さんとともに二つのアート作品「今、行動を起こさないと迎えるであろう未来」と「今、行動を起こすことで実現できる未来」を制作しました。
こちらの「今、行動を起こさない場合に迎えるであろう未来」には、激しい豪雨により洪水が起きた、渋谷駅前のスクランブル交差点や、洪水の被害から逃げ遅れた人々を救出に向かう複数のボート、大型ビジョンには洪水被害と「列島各地で40℃」を伝える見出しを描いています。(東京幻想と描く未来の渋谷の街並み、込めたメッセージ四選を解説:https://revisionartproject.com/articles/63ae5cab2c4ddf0fa9ab6457)
これは数十年後、わたしたちが気候変動や難民問題に対して、無関心であり続けた未来の日本の姿かもしれません。本プロジェクトは、この未来を「描き換える」ために、問題解決に向けた一歩と、その連帯を生み出すための挑戦です。
ATCION②チャリティアートウォールの設置
上記のアート作品を掲載した、チャリティアートウォールを1月16日(月)-1月31日(火)に渋谷駅東口地下広場に、4月15日(土)-4月16日(日)のアースデイ東京2023期間に設置しました。
右側の「今、行動を起こすことで実現できる未来」にはモザイクがかかっていますが、特設サイトからRE:VISION ART PROJECT に対する1口の支援毎に、特設サイト上でモザイクが1つ剥がれ、合計10,000口の支援が集まると、作品の全容が明らかになります。ご支援いただいた金額から、必要経費を差し引いた金額が特定非営利活動法人国連UNHCR協会を通じて、国連の難民支援活動に役立てられます。
ACTION③支援者に対するNFT配布・コミュニティ運営
ネクストワンクリエイト株式会社、58株式会社の協力のもと、NFT配布のシステム開発、サービス開発を行い、ご支援いただいた方々が継続的に参加できるコミュニティを運営します。
支援者には完成したアート作品の一部を NFT (無料) としてプレゼントし、コミュニティへご招待します。コミュニティでは、限定の企画やコンテンツへの参加ができ、また支援者の参加型コンテンツを通じて、Web3とともに支援や社会貢献の新たな未来を切り拓きます。