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水、食料がない―。アフリカの角で過去40年で最悪の干ばつ

水、食料がない―。アフリカの角で過去40年で最悪の干ばつ

アフリカの角とは、インド洋と紅海に向かって角の様に突き出た、アフリカ大陸の東部地域 (エチオピア・ソマリア・ケニア・ジブチ・エリトリア) を指します。この「アフリカの角」は、気候的に干ばつに悩まされがちな地域でしたが、現在、雨の降らない雨季が6度も続き、過去40年で最悪の状況を迎え、人々が命の危機に瀕していることをご存知でしょうか?

 - 2090万人が、干ばつを起因とする食料危機に直面している
 - 水・食料不足から、177万人が強制移動を強いられている
 - 746万人の子どもたちが、深刻な栄養不良に苦しんでいる
 - 残された僅かな水源を求め、泥水を飲む人が急増し、コレラ感染症が蔓延している

これはすべて、過去40年で最悪の干ばつを迎えているアフリカ東部地域で、現在進行形で発生している状況です。

干ばつは農作物の不作とそれに伴う飢餓・貧困を引き起こします。それに更なる打撃を与えているのが、ウクライナ紛争です。ロシアのウクライナ侵攻により食料が値上がりし、アフリカ東部地域の、とりわけ貧困層は食糧確保が困難な状況が続いています。例えばソマリアでは、小麦の92%をロシア・ウクライナからの輸入に依存していました。そして、このような食料危機は、水・紛争を巡る、更なる紛争を招く危険性をも孕んでいます。

このような地域に対して、緊急支援は待ったなしの状態です。現在、UNHCRでは、アフリカ東部地域に対する「水・救援物資の提供」「栄養支援」「現金給付支援」を進めています。

アフリカ東部地域で暮らす人々の現在と、彼らの未来を守るためには、今を生きるわたしたちが、ともに連帯し、解決に向けた一歩を踏み出す必要があります。RE:VISION ART PROJECT はアートの力で、そんな「一歩」を踏み出す、一人でも多くの仲間を集めるための挑戦です。

500円からご支援いただくことができ、本プロジェクトへのご支援が集まるほど、アーティスト・東京幻想とコラボしたアート作品が徐々に姿を現し、特設サイトから合計で10,000口の支援が集まるとその全容が明らかになります。皆さまからいただいたご支援は、ウクライナ紛争の緊急支援をはじめとする、世界各地の難民支援に役立てられます。

本サイトからご支援いただくことが可能です。ぜひご支援・協力のほど宜しくお願いいたします。#REVISION #気候変動と難民